「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を再読

 ベストセラーとなった「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を再読した。
全体的にさらりと読める印象。1時間ほどで読むことができた。
 この中で、個人の家計でいちばん重視すべき会計指標として、年収や利益ではなく、フリーキャッシュフローをあげている。フリーキャッシュフローとは、収入から生活費や保険といった最低限不可欠な出費を除いた残りであり、つまり、「自由に使えるお金はいくらあるのか」ということを示している。このフリーキャッシュフローが大きなプラスとなれば、年収が低くても、実は金銭的には、幸せな生活をしていることになる。
 フリーキャッシュフローが計算上プラスなのに、お金が残らないということは、どこかでむだなお金を使っていることになる。
最低限不可欠な経費とは、最低限の生活費、ローン、保険料、家賃、貯金。
 この考え方で行けば、だんなの小遣いは、必要のないフリーキャッシュフローを蝕む悪徳経費になるのかもしれない。

やばい。この話は家族には内緒にしよう。