わかったつもり 読解力がつかない本当の理由
文章を読んで概略や解釈を述べるときに、「当たり障りのないきれいごと」が出てきたら要注意なのです。
個人的に一番参考になった部分。自分は読書をした後、必ず読書メモをモレスキンに書くようにしているが、気がつくと、何を新たに理解したのかわからず、何も書けない時がある。本の内容について、自分のステレオタイプで解釈し、理解したつもりになっているのかな。気をつけなきゃ。
「わかる」から「よりわかる」うえで必要なのは、「わかったつもり」を乗り越えることなのです。「わかったつもり」が、そこから先の探索活動を妨害するからです。
自分の読解力では、1度本を読んだだけでは、「わかったつもり」で終わっていることが非常に多い感じがする。最近、ビジネス書の多読がブームだけれど、自分は能力的に無理。やはり自分が良いと思った本は、時間をおいてでもよいので繰り返し読み、ひとつでも「わかったつもり」を乗り越えることにしよう。
- 作者: 西林克彦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/09/20
- メディア: 新書
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