ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法

　「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」（福田和也著　PHP文庫）を読んだ。

　インプットとアウトプットを大量にしている方であり、題名に惹かれて読んでみた。

著者の実践内容がいろいろ書かれている。

・本を読んで大事だと思った部分は、ノートや手帳に手書きで抜き書きすること
・このほか、情報は１冊のノートやメモ帳にまとめること

　この２点は、自分でも取り組んでいる部分だ。
特に抜き書きについては、パソコンのワープロソフトで記録するのではなく、あえて面倒な手書きにすることにより、重要な部分を吟味して取捨選択できる効用をあげており、なるほどと思えた。

　作家の方が原稿を書くために、どういう風に読書に取り組み、そして、原稿を書いていくのかということが述べられている。ビジネスマンにも参考になることが多そうだ。