宅建試験の基本書について

 そろそろゴールデンウィークも終わり、10月の試験に向けて勉強を始める人も増える頃だと思う。
 僕は昨年、6月から勉強を始め、独学でなんとか無事に合格した。
宅建試験は働きながらでも独学で十分合格が可能だと思う。



 ちなみに昨年僕が使った基本書(の今年バージョン)を紹介する。
 
<基本書>

一発合格 らくらく宅建塾〈2009年版〉 (QP books)

一発合格 らくらく宅建塾〈2009年版〉 (QP books)

 基本書はこれ1冊。よく情報量が少ないので、パーフェクトを使うという人もいる。しかし、パーフェクトは情報量が非常に多いので、学習期後半に辞書的に使うのはお勧めだが、お勉強に慣れていない学習期前半の人は、そもそも覚えるべきポイントが何か見失う恐れがある。

 というか、そもそもパーフェクトを繰り返し読破できるくらい時間と能力があるなら、宅建試験なんか苦労しないと思う。


 僕のように初学者で学習時間のないビジネスマンは、重要事項のみの記載となるが、本書に書いてあることはすべて暗記するつもりで、割り切ってらくらく1冊にしぼっても良い。情報量が少ないといっても500ページもあるから、読み応えは十分ある。実績も十分ある本だと思う。


 勉強方法は、本書を一通り読んだら、すぐに過去問を解き、分からなかった部分や重要部分を本書にアンダーラインしたり、記述が足りない部分に自分なりに書き込みを行っていくのが効果的だと思った。そして試験直前期は重要部分(赤字の部分)を暗記した。



 本書の弱点は、一歩引くような語呂合わせや通信講座の売り込み文に耐えなくてはならないことだ。
 僕は、テキスト後ろの余分な通信講座の紹介スペースには、大きな付箋を貼って間違えやすい部分や出そうな統計情報をメモして使っていた。語呂合わせは、意外と使えたし、何回も見てると慣れた(笑)。


 それから、本書は間違い(法改正を含む)がかなり多い。今年度版はどうなるかわからないが、必ず出版社から正誤表(何回か出る)をダウンロードし、修正しておく必要がある。



 このほか使用した問題集(だいたいバレていると思うが)や詳しい勉強方法などは、また、書きます。