ある本屋での出来事

 今日、札幌のとある大型書店に初めて行った。ビルの4階分くらいが売り場になっているという、札幌にしては大きな書店。

 行ってみてびっくり。まず、活気がないことに。平日の昼間だから、ビジネス書売り場に人がいないのは納得できるとしても、人気のある新書・文庫コーナーに行っても人がいない。
 近くのブックオフは立ち読みのお客で一杯だったが。

 お客がいない原因はよくわからないが、気づいた点の一つは、この書店は図書館みたいな陳列をしていること。とにかく、本のほとんどは、背の高いラックに分野別に棚差ししているだけ。
 ポップもないし、平積みも売り場面積にしては僅少。最近のド派手な書店売り場に慣れているせいか、なにか、本それぞれが点と点にしか見えない。
 売る側が本を並べた意図、いわばストーリーが見えないので、わくわく感に乏しく、食指が動かなかった。

 まあ、これならブックオフの100円本という価格の魅力に負ける人も多いかなと思った。

 でも、骨太の本が並ぶ札幌では希少価値のある本屋だと思うので、何とか頑張ってほしいものだ。


 家に帰ってきて、今聴いているのは、これ。かなり、完成度は高いと思う。中学、高校時代をジャーニーやボン・ジョビとともに過ごした世代としては、こういうバンドがもっと出てきてほしい。


Dark Horse

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