埋蔵金のお話
「霞が関埋蔵金」を読んだ。
- 作者: 菅正治
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/09
- メディア: 新書
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すっかり有名になった霞が関埋蔵金。
一般的には、国の特別会計で余ったお金のうち、内部留保が必要ないため、一般会計の財源や国債を返済するための財源として活用できるものをいうわけだが、財務省を筆頭に各省庁は、その存在を隠したがっていることが、本書を読むとよくわかる。
つい先日まで、一般会計で予算が足りず、増税論議がなされていた中、数十兆円ものお金が死蔵されているなんて、とっても変。官僚と一部の政治家の利権の象徴なのかな。
やっぱり、こういうのは、洗いざらい情報公開して、ゼロベースでお金の使い道を考えていくしかない。
別に僕は民主党支持者ではないが、なんかこういう本を読むと、とりあえず政権交代して良かったんじゃないかと思う。