リスク・リテラシーを磨く

 今更ながら「会社に人生を預けるな」を読んだ。

 

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)


 

「日本では高年齢の男性しか活躍しづらく、しかもその男性達も疲弊している」という悪循環

 さらっと言っているけれど、まさにその通り。


 また、終身雇用制が壊れかけてきており、ある意味、これまで高齢者に搾取され続けてきた若者が、さまざまな本をバーチャル上司、あるいはメンターとして利用し、転職など自分たちの新しい道を模索しているという指摘も正しいように思う。少なくとも、自分がそうだ。


 あー、でもこれから「上司」として終身雇用制を謳歌できたはずの(自分も含めた)30代〜40代は、転職しようにも難しい年齢だし、このまま会社に居続けるのも辛いし、という何か中途半端な状態の人が多いのではないか。


 とはいえ、今更そんなことを言ってもしょうがないので、とりあえず「リスクはチャンス」と考えられるよう、プラス思考で行かなきゃね。