ipadが出た

 とうとう待ちに待ったipadが発表された。

 アップル - iPad

概要をまとめるとこんな感じ。

・本体はアルミニウム製。
・9.7インチのタッチスクリーン型カラーディスプレー。
・本体サイズは189.7×242.8×13.4mm(幅×奥行き×高さ)。重さは680〜730グラム。
・アップルの独自プロセッサー「A4」の1GHzを搭載。
・無線LAN接続とBluetoothの機能を内蔵。IEEE 802.11a/b/g/n無線LANのみと、無線LAN+3G回線の2種類。
・メモリー16GBが499ドル(約45,000円)、32GBが599ドル、64GBが699ドル。
・3G通信機能付きは130ドル追加。
・データプランはAT&Tとの契約で、通信量250MBまでが月額14.99ドル、無制限が同29.99ドル。
・内蔵バッテリ駆動時間は10時間。バッテリは、約1,000回の充電後も80%以上の容量を保持する。スタンバイ状態でのバッテリー寿命は1カ月。
・スピーカー、マイク、加速度計、コンパス内蔵。
・ほぼフルサイズのソフト・キーボード。
・縦横のビューモード切り替えが可能。
電子書籍販売のためにiBookストアを立ち上げ。
iPhone OSで駆動し、iPhone向けのすべてのアプリが動作可能。外観や操作性はもiPhoneに似ている。
・12個のマルチタッチ対応アプリケーションが標準で搭載。Webブラウジング、電子メール送受信、ビデオ視聴、画像表示、電子ブック閲覧などが行える。
iPad専用のiWorkが用意され、Pages(ワープロ)、Keynote(プレゼンテーション)、Numbers(表計算)が、各9ドル99セントでApp Storeで販売。
・MacやPCとはUSBケーブルで接続。アプリケーション、画像、音楽ファイルなどの管理はiPhone同様にiTunesを使用。
・出荷は、無線LAN型が60日以内(3月下旬)、3G型が90日以内。

 iPhoneの発表時に比べ、様子見をほのめかす意見も結構多い。
でかいし、使い道が難しいという意見も見られる。
 しかし、iPod touchでゲームをしていた人や、仕事でiPhoneを使わない人、全くこれらのガジェットを持っていない人(自分も含む)にとっては魅力的だ。

 日本の場合は商用電子書籍があまり普及していないが、この辺が3月までに整備されるかどうかが、売れるかどうかのキーポイントだろう。
 そして、日本の場合、当面のipadのライバルはAmazonのキンドルではなく、ディスプレイが13インチのMacBookなんじゃないかなあ。つまり、アップル製品同士の戦いだ。
 ipadの方が携帯性に優れているし、重たい処理も必要ないのであれば、これからアプリもどんどん開発されるだろうし、パソコンの代わりに十分なり得ると思う。

 いずれにしても、ipadは画面が大きいし、持ち運びに便利なので、iPodの時のようにライフスタイルが変化するくらい新しい使い方がいろいろ生まれてほしい。それが楽しみ。