バカヤロー経済学の第2弾は鳩山由紀夫

 「鳩山由紀夫の政治を科学する」を読了。

 

鳩山由紀夫の政治を科学する (帰ってきたバカヤロー経済学)

鳩山由紀夫の政治を科学する (帰ってきたバカヤロー経済学)

民主党の政策の順位付け 

1 浮動層に対して「天下りの廃止と政治主導の演出」
2 日教組(+子どものいる家庭)に対して「子ども手当」
3 自治労(+地方公務員・組合系団体)に対して「交付税の割増」
   +
・予算の兼ね合いを見ながら、浮動層に対して「社会保障制度の充実」を順次発表する。
社民党国民新党の意見を極力尊重する。

とのことで、支持層に対してはお金を使うことを惜しまないのが、支持率維持のポイントだそうだ。
ただし、お金はすでに財務省に握られているというオチが付くのだが。
しかも小沢陰関数なんて怪しげな言葉も出てくる。


 本書は対談形式なので読みやすく、普段は政治なんて興味ない人でも面白く読めるので、一読の価値ありじゃないかな。