宇宙研の歴史とはやぶさ

 今さらながらはやぶさ関係の本を読むと、無事に帰還したはやぶさも凄いが、それを可能にした宇宙研も凄いと実感。
 次々とリアクションホイールイオンエンジンの不調があっても、それを他のシステムにより補っていき、しかもそれを短時間に成し遂げてしまうという困難に立ち向かう技術力と想像力は素晴らしいなあ。
 「志は高く予算は低い」! 宇宙研が、逆転の発想と集団の力で次々と世界初の快挙を成し遂げているという実績については、子どもの理系離れが叫ばれて久しい昨今、もっと宣伝されても良いよね。やっぱり宇宙の話は夢があって楽しいし。昔は、将来は宇宙飛行士になりたいという友達は結構いたもんだが、最近はどうなんだろうか?

 ちなみに今日(と明日)、北大のカンファレンスセンターでNPOが主体となり、子ども向けに科学体験ショーのようなものをやっていたので、午前中に実際に子どもと行ってみたわけだが、幼稚園児から小学生くらいの子どもたちが大勢参加していたのには、ちょっとびっくり。ビニール袋を使った空気砲やビーズを使った万華鏡づくりなんかが、人気があったようだ。このほか、放射線について学ぶコーナーなんかも面白かった。

 というわけで、今日は珍しく科学漬けの一日でした。

小惑星探査機 はやぶさの大冒険

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はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書)

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ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)

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