CIAの堕落ぶり
「CIA 失敗の研究」を読了。
- 作者: 落合浩太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/06/20
- メディア: 新書
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あの有名なCIA。何の事件の取り扱いに失敗したのかと思ったら、この10年以上、失敗の連続とのこと。極めつけは、あの9.11事件なのだが。本書によると、事件を未然に防ぐ方法は、いくつもあったようだ。
FBIとの縄張り争い、人員削減による弱体化、歴代大統領の諜報機関の軽視、組織の保身主義、などなど、これが世界一の予算規模を持つ諜報機関の実態なのかと唖然としてしまう。
もちろん規模は違うが、身の回りでも、こんな組織は数限りなくありそうだ。