タックスプランニング

 きんざいのFP3級問題集をやっていると、基本的な問題ながら、間違えやすいポイントがわかったので、試験対策として抜き書きしてみた。(何度も間違える自分への罰も含めて・・・)

所得税の仕組み
公的年金のうち、遺族が支給を受ける遺族基礎年金、遺族厚生年金、遺族共済年金は、いずれも所得税は課せられない。

各種所得の内容と課税方法
・譲渡所得とは、不動産、動産、有価証券等の資産の譲渡による所得である。これには、法人に対する資産の贈与も含まれている。
・所得税において利子所得にならないものとして、株式投資信託の収益の分配金が挙げられる。→配当所得となる。

損益通算
・所得税において不動産所得の計算上生じた損失のうち、土地等を取得するために要した負債の利子の額に相当する部分の金額は、損益通算の対象とならない。
・所得税の計算において、雑所得の金額の計算上生じた赤字は、他の種類の黒字の所得の金額と損益通算できない。
・所得が赤字の場合に損益通算の対象となる所得は、不動産所得、譲渡所得、事業所得、山林所得の4つである。

税額控除
・課税総所得金額等が1000万円以下の場合、所得税における配当控除額は通常、配当所得の金額の10%相当額である。

所得税の申告と納付
・所得税の源泉徴収義務者は、給与等の支払いの際に源泉徴収した源泉徴収税額を、納税義務者に代わって、原則としてその支払った日の翌月10日までに納付する。
・納税者が年の途中で死亡した場合、その年の1月1日から死亡した日までの所得については、その者の相続人が相続のあったことを知った日の翌日から、4ヶ月以内に申告しなければならない。

個人住民税・個人事業税等
・国内において事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡は、原則として消費税の課税対象となる。
・個人の住民税の税額控除には、配当控除と外国税控除がある。