年金問題

 年金問題といっても、明日のFP試験の問題のこと。

加給年金額
・特別支給の老齢厚生年金(定額部分)や老齢厚生年金の受給権者に,その人によって生計を維持されている65歳未満の配偶者や18歳未満の子などがある場合、加給年金額が加算される。→被保険者期間の月数が240月以上ある受給権者であること

振替加算
・配偶者の加給年金は、配偶者が65歳になると打ち切られ、その後配偶者が受け取る老齢基礎年金に加算される。これを振替加算という。→ 〜昭和41年4月1日までに生まれた人

再就職した場合の給付調整
・60歳以降も会社に在職して、厚生年金の被保険者であり続けると、給与と年金という2つの所得を受け取ることになる。この場合、在職老齢年金という制度が適用され、給料及び賞与などの額によっては、年金額の一部または全部が支給停止となる。

個人事業主の老後資金準備
・第1号被保険者に限り、付加保険料月額400円を納めた場合に、200円×付加保険料納付済み期間の月数で計算した付加年金が支給される。

老齢基礎年金の繰り下げ支給
・老齢基礎年金を繰り下げ支給する場合、1ヶ月につき0.7%増額する。逆に繰り上げ支給する場合は、1ヶ月につき0.5%減額する。 

確定拠出年金
・金融機関などの運営管理機関が提供する投資手段を使って、加入者が自己の判断で運用を指図。60歳までは受け取ることができない。企業型の掛け金は損金算入。個人型の掛け金は所得控除。年金で受け取る場合は、公的年金等控除が受けられ、一時金で受け取る場合は退職所得控除が受けられる。

厚生年金基金
・国が行う老齢厚生年金(報酬比例部分)の一部の給付を代行し、これに加えて独自の上乗せ給付を行う企業年金のこと。

雑所得
・国民年金、厚生年金、共済年金個人年金等に係る所得は雑所得となる。

 昼は、少しの間、ひとりになったので勉強したけれど、すぐに飽きて、読書に励んでしまった。今日は、早く寝よう。

 FP試験を受ける皆さん、明日はがんばりましょう。