孫さんの「光の道」革命
「決闘ネット「光の道」革命」を読了。
- 作者: 孫正義,佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/10/19
- メディア: 新書
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現在、国では、2015年までに日本全国に光ケーブルを引いてしまおうという「光の道」構想がある。
その考えの推進論者であるソフトバンクの孫社長と反対派のジャーナリスト佐々木氏が5時間にわたって議論した内容を書籍化したもの。議論は全てUstreamで生中継されており、これは画期的なことだね。
本書は面白くて久しぶりに一気読みしました。孫さんの情熱は凄いけれども、インフラの整備の前にやることはあるだろう、という佐々木氏の言い分の方が僕には納得できた。
でも、国内の通信業界に一気に風穴を開けるためには、民主党政権のうちに「光の道」構想により、さっさと光ケーブルを全国に引いてしまった方がよいのかもしれない。こういった話は何もITの世界だけに限らないのかもしれないが、時には荒療治が必要。
こうなったら、もう両者が協力して日本のIT化を進めたら良いのでは?(笑)